NFTの最初の壁【通貨の種類】
MetaMaskで自分のウォレットを作って、OpenseaでNFTを購入。
違うNFTも買ってみようかなと思った時、Twitterで見た言葉が意味がわかりませんでした。
- 「WETH(赤イーサ)でオファー、抽選です」
- 「0.006黒ETHで販売中」
- 「開始価格 0.005紫イーサ」 などなど・・・
なにそれ????Ethereumは自分のなかで1つだったのですごい疑問でした。
ということでイーサの種類に簡単に説明したいと思います。
EthereumとETHは違う
イーサリアム(Ethereum)は、ブロックチェーンの名前。
イーサ(ETH)が仮想通貨になります。
ブロックチェーンは、簡単に言うと「改ざん出来ないシステム」のこと。
普通データはコピー出来ますが、ブッロックチェーン上のデータは、コピーは出来ません。
仕組みをすごく簡単に言うと世界中のパソコンで監視しているから、改ざんされた場合でもすぐに間違いが分かる。ごまかせない仕組みです。
データが偽造が出来ないのがブロックチェーンなので、お金(仮想通貨)やアートとして使用できるようになりました。
データ上で唯一無二ができるわけです。(コピーはできるけど本物は誰が持っていると分かるというイメージ)
NFTはその技術を利用して売り買いできるというわけです。
NFTは基本ETHで取引
「ビットコインでNFTアート販売すればいいじゃん」と思う方がいると思いますが、ビットコインは古い仮想通貨で、そこまでのシステムが組み込まれていません。
後発のEthereumは、仕組みが組み込まて開発された経緯があり、一番使われるようになりました。
これが、黒ETH(黒イーサ)と呼ばれます。(黒色のマークなので黒イーサ)
黒イーサ(黒ETH)は手数料が高い
EthereumのETH(イーサ)はブロックチェーンを動かすのに、多くのパソコンを動かして改ざんをさせないようにしています。
その監視しているパソコンにETHを支払っています。それが手数料となってNFT購入者が支払いをする形になります。
これを「ガス代」と言います。
余談:アクセス集中時はガス代が高くなる
アクセスが集中すると、監視しているパソコンが計算をものすごくしないといけないくなります。そうするとブロックチェーンの処理が追いつかなくなるので、「ガス代」が高くなります。
更に処理の優先順位もあり、優先して処理してほしい場合には「多くのお金(ETH)」を払います。
遊園地の優先搭乗券(ファストパス)を購入するイメージです。
時間帯によってガス代が変わるのもその要因です。
ETHのガス代を安く
ETHが多く使われるようになってガス代が高くなりました。ガス代を安くしたいと先人は考えて、ガス代を安くするために色んなイーサ(別の仮想通貨)ができました。
オファーや入札で使えるETH
NFTを購入もしてないのに、ガス代のETHだけ払うのは嫌ですよね。
それを可能にしたのが、赤や紫のイーサになります。
例えば、入札や買いたいとオファーするためには、細いところまで監視する必要はありません。ブロックチェーンの簡易監視で十分です。
また、技術向上によって処理が早い仮想通貨を利用したほうがコストが削減出来ます。
そこで使われるようになったのが、赤イーサ(WETH)です。
赤イーサ(赤ETH)って?
ETHとは別の仮想通貨でETHと価格が連動する仮想通貨です。1ETH=1WETHになります。
同じEthereumのブロックチェーンで簡単に交換が可能です。(ETHをWETHに変換(ラップ)と言うようです。)
WETHへの交換はMetaMask上で簡単に「スワップ」という形で交換が可能です。
WETHにスワップすることで、オファーや入札でNFTを購入することができるようになります。
NFT買えない!?紫イーサ!?
OKO (OkCat Original)を購入使用とした時、ETHが入っているはずが所持が「0ETH」で表示で買えませんでした。
これも、また違う仮想通貨「PolygonというブロックチェーンのETH」でした。
EthereumのETHと違うPolygonというブロックチェーンにあるETH。(米国ドルとカナダドルみたいなイメージ)
紫ETHの特徴は、ガス代が激安でほぼかからないのが特徴。ガス代は「MATIC」という通貨で支払いになります。
紫ETH=MATICと考えていいでしょう。(赤イーサと黒イーサの関係に近い)
ブロックチェーンをまたぐので、黒イーサから紫イーサに変換するのに、少し手間が少しかかります。なので普及率は低いようです。
現在ではOpenseaからブリッジ(交換)できるようになっているそうです。
赤・紫イーサは円換金出来ない
赤や紫のイーサはそのまま円に換金は出来ません。一度、黒イーサ(ノーマルのETH)に交換してから円に戻す必要があります。
PolygonのMATICが日本でも
BITPOINT(ビットポイント)が、暗号資産ポリゴン(MATIC:マティック)の取り扱い予定を12月28日発表したしました。
ポリゴン(Polygon)ネットワーク上で発行されたネイティブトークンを取り扱うのは、SBI VCトレードに続き2社目。NFTの売買で使えるMATIC発行は2社だけになります。
ビットポイントを通じて、直接換金ができます!
しかも、出金手数料無料!最低出金も5MATICと良心的!
MATICの直接入金はビットポイントがおすすめです!
手数料無料でETH、MATICを送金できる取引所
有名なコインチェックから・ビットフライヤーはイーサの送金の手数料がかかります。市場価格とアプリ内の表示価格の誤差も若干あります。
ビットポイントはイーサの送金手数料が無料で、市場価格と取扱価格の誤差が少ないのでおすすめです。
PolygonのMATICの取扱いも開始されるので、NFT購入者に優しい取引所を目指しているのかもしれません。
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