
ご覧いただきありがとうございます!
ここでは技能試験のテクニックやポイント、学び方を紹介します。
技能試験会場編・準備編・筆記試験編・工具編もご紹介中
⬇⬇準備編では電気工事士試験の準備編、筆記試験編の学習のポイント、工具選びのポイントも紹介しているので、ぜひご覧ください。
準備編
筆記試験編
工具編
技能試験会場編
練習する時間と期間
筆記試験終了後、技能試験は2ヶ月後になります。合格通知が届くのが1ヶ月後になります。そこから始めると1ヶ月しかないので、試験終了後、試験センターさんより回答が公表されるので自己採点しましょう。
2ヶ月あれば、練習は十分できると思います。
※筆記の問題用紙には答えを書いて持ち帰りましょう。
技能試験では参考書・テキスト不要
御覧頂いている方は、筆記試験に合格されている方もいると思います。実技は、筆記試験で知識を十分得ているので参考書は不要です。
YouTubeで実技の試験解説をしてくれています。それを見て練習すれば身につきます。
※下記にリンクを貼っておきます。
答えは、HPに公開されている!

技能試験は、実は問題はすでに公表されいてるいます。試験センターさんのホームページに前回の問題と回答、今回の出題がでています。
毎年、内容は微妙に変わりますが毎年同じような問題が出されます。
問題は全部で13問!
問題は全部で13問あり、各都道府県で会場ごとにランダムで出題されます。極端にいうと片っ端から作成方法を覚えてしまえば受かります。

余談:昨年(2021年度)の会場の出題履歴をまとめてくれているサイトもあります。

技能試験はスピード命
試験時間は40分しかありません。最初から駆け足で作業しない間に合わないレベル。
さらに会場では他の人の作業音がして、緊張も相まって気が散り、焦ります。
問題にもよりますが熟練者なら簡単に終わる作業でも、素人の受験生が作業すると時間が足らなくなりがちです。当日試験でも、2割ぐらいの人が作品を完成できず帰っている姿をみました。
当然終わらなければ、受かりません。作品完成を第一に心がけましょう。
目標タイムを設定しよう
- 作品作成 20分〜30分(2〜5分で寸法書き出し)
- 見直し・修正・整え 10〜20分
複線図は書くな!寸法メモ程度でOK

参考書や丁寧な指導では、必ず複線図をまず書いて結線の確認をしましょうとありますが、そこまで複雑な配線は出ません。
複線図は書かず、作品完成を優先させましょう。13課題の複線図を事前に練習の時に書いて覚えましょう。複線図を書かないテクニックもあります。
配線関係をすべて作り終わって、結線するときに考えればいいので「作る作業」と「考える作業」が分離されて、作業効率があがります 。
複線図を書かない事により、見直しの時間もできます。見直しの時間の方が重要だと考えます。
複線図を書かないテクニックを手に入れろ
YouTubeで情報が0円で取れる時代になりました。YouTubeで複線図を書かない方法を公開してくれています。ここを見て勉強しましょう。
エネルギー管理センター 公表問題解説シリーズ
エネルギー管理センターさんの動画を見れば完璧です。

作業のスピードアップ
アニマル電工 作業時短
現場を経験している電気工事士の方が丁寧に輪作りやVVFストリッパの時短テクニックを紹介してくれています。
あんちょこを作ろう(お手製資料公開)
色んな動画を見ると寸法など微妙に違います。動画の情報を精査して、自分なりのあんちょこシートを作りましょう。
私の作ったシート公開。字は下手ですが、この3枚しか実技では使用してません。



練習材料の用意

どうやって用意するか?
アマゾンで練習セットが売られています!
部材を用意する費用がかなりかかります。セットで買うと2万ぐらい😭
費用を抑えるコツ
私は3000円程度でなんとか抑えました。
メルカリでケーブル端材を購入しました。3000円程度で購入出来ます。
練習時、ケーブルの長さを短くして問題を作り直せば多く部材を使う必要ありません。

ランプレセプタクル購入時の注意!

ランプレセプタクルはメーカーが複数あり、試験では東芝製のようです。
パナソニック製がホームセンターでよく売られており、私はそれを買いました。

輪作りがうまく行かないのはパナソニック製だから!?
いくら練習しても輪作りがうまく行きませんでした。それはパナソニック製はビスのが少し小さいからでした。欠陥にはなりませんが、
- 銅線がビスから若干はみ出す。
- 剥く長さが動画の寸法通りだと長過ぎる。
東芝製は、軸が太く、頭も大きいので動画通りの寸法でピッタリの出来ます。
※東芝製は、欠けやすいので注意!試験で力を入れすぎてランプレセプタクルを少し削ってしまった。(元々弱いのか、ビスの締めすぎで割れても欠陥にはならないようです😖)
時間のかかる作業を練習してスピードアップ
VVRの被覆を剥く作業

VVFの被覆を剥く作業ストリッパーを使えば簡単です。練習していれば慣れます。
ストリッパーに寸法を書いて時短しよう。
ですが、VVRは丸ケーブルで固く介在物があるため少し剥きにくいです。練習して早く剥けるようにしましょう。
輪作り

1番時間のかかる作業は、輪作りでしょう。輪作りは練習あるのみ!時短を目指しましょう。
リングスリーブ結線
2本の圧着は簡単、だけれど中スリーブの5本結線など、圧着に力が必要でリングスリーブに銅線が入りづらい、位置がずれて被覆を噛んでしまうなど難しいです。多い本数の結線も練習しておきましょう。
通し練習をしよう
練習をしているとどれくらいのタイムで作れるかわかりません。必ず候補問題一つは作って見ましょう。
通し練習は、2回しかしてませんが、急いでやって30分程度かかりました。20分を目指すように練習しましょう。自分が苦手な部分もわかるので良かったです。
実際の試験問題を読む
動画をみながら学習すると、説明してくれているので文章を読みません。動画では要約してくれているので実際の文章を読んだ時、「なんだこの条件?」という言い回しなどあります。
また、本番の文章でしか書かれていない条件があります。下記の内容です。間違えると欠陥にります。
- 連用枠の取り付け位置
- リングスリーブ圧着位置と差し込みコネクタの位置
時短にも繋がります。一度読んだことのある文章は要点をつかみやすい。実技でしっかり時間を使うため文章の書き方など予習しましょう。
欠陥条件を確認しよう
詳しい欠陥を知ることで不安をなくす。結構重要。試験センターさんで公表されているので確認しよう。
以上を守って勉強すれば、筆記は一発で通ります!頑張りましょう!
次回、試験会場編です!
どんな会場で試験をうけるのか、時短のためのテクニックがここにも隠されています。お楽しみに。
皆さんの合格をお祈りしますしています!
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