
どこにいてもなんとなく涼しいストレスフリーな空間

最近の家は、ダイニング+リビング+キッチンを仕切らず大きく見せる間取りが増えています。
エアコンも1台で賄えるのも魅力でしょう。ただ、エアコン一台だと、室内の冷気が一箇所に集まってしまいます。。
熱気は上へ、冷気は下へ
空気の特性上、温かい空気は上へ、冷たい空気は下へ向かい、天井と床で温度が異なります。
室内の温度を均等に温度を心地のいい空間作りをした方がストレスなく暮らすことが可能です。
サーキュレータを付けると、かえって消費電力が増えるのでは?
サーキュレーターの消費電力
メーカーは異なりますが、同型のサイズも全く同じ2機種で比較してみます。
電気代の求め方「消費電力(kW)×使用時間(h)×1kWhあたりの電気代(今回は27円)]で出ます。
ACモータのサーキュレータは電気代が少し高めだが24時間26円程度
コチラの製品はACモーターを利用しているので消費電力が「34W」の製品です。
消費電力34W(0.034kW)× 時間(24h)=電力消費量(0.816kWh)27円換算で約22円!
DCモーター採用のサーキュレータならわずか24時間つけても9円程度
コチラの製品は消費電力が13Wでかなり低いです。私は、こちらのヤマゼンの壁掛けのサーキュレータを購入しました。
消費電力13W(0.013kW)× 時間(24h)=電力消費量(0.312kWh)27円換算で約8.4円!
エアコンの消費電力
私がリビングダイニングで使用使用している同型の「14畳用 200V エアコン」の消費電力で考えてみます。
(サーキュレーターを利用する場合は、リビングダイニングのような10畳以上の大部屋で使用することが多いため)
霧ヶ峰 MSZ-ZW4022S-Wでは、消費電力 冷房960 W 暖房970W(消費電力の高い暖房で換算)
消費電力970W(0.97kW)× 時間(24h)=電力消費量(23,28kWh)27円換算で約628円!
ただ、真冬など、1ヶ月つけっぱなしなので、1ヶ月で換算すると698kwh/18856円になります。
2月の電力使用量をみると967kwhなのでリビングのエアコンでそこまでは使用していないと考えられます。
(古くないお家で6割程度(1日376円ぐらい)で考えておけばいいと思います。)
サーキュレータや扇風機は付加的につけても問題にならない消費電力です。
エアコンと比較しても、扇風機やサーキュレーターがかなり消費電力が低い事がわかるとおもいます。
付加的に使用しても全然目を潰れる程度の価格になります。
ACの扇風機とDCの扇風機はどちらがいいのか?
基本的にサーキュレーターは冷暖房効率を上げるために「つけっぱなし」と考えていいです。
製品寿命になると思われるの5年で本体価格と消費電力で比較してみようと思いましいが、365日24時間使用した場合は1年でDCモータのサーキュレータが合計価格で上回っています。
365日24時間使用
デコ 360度 首振り 壁掛け サーキュレーター | [山善] 壁掛式 サーキュレーター YWRX-BMD18(W) | |
本体価格 | 4,998 | 8,950 |
1日電気代 | 22 | 8.4 |
年間電気代 | 8030 | 3066 |
1年合計 | 13,028 | 12,016 |
365日12時間使用
12時間の場合はACモータのほうが割安ですが、さすがに1年だけ使用するということはないと思います。
デコ 360度 首振り 壁掛け サーキュレーター | [山善] 壁掛式 サーキュレーター YWRX-BMD18(W) | |
本体価格 | 4,998 | 8,950 |
1日電気代 | 22 | 8.4 |
年間電気代 | 4015 | 1533 |
1年合計 | 9,013 | 10,483 |
少し高くてもDCモーターのサーキュレーターがおすすめ。
結論!少し高くても電気代でペイできるのでDCモーターのサーキュレーターを買いましょう。
そもそも扇風機?サーキュレータ?どっちがいいの?
サーキュレーターと扇風機は用途が違う
空気の循環に使用するのがサーキュレーターです。直接的に涼をとるには扇風機を利用します。
サーキュレーターは「直進性のある風」
ファンの形状と特性が異なり、長く遠くへ空気を運びます。周りの空気を
水の言ったら、通常のストレートの蛇口のようなイメージです。周りの空気を巻き込んで気流を生むという用途に適しています。
サーキュレーターをよく首振り利用されていますが、循環目的の利用は一定方向へ風を送った方が効果的です。
衣類の乾燥などで直接風を当てて使用する場合は首振りでもいいかもしれません。
360°首振りは循環方向を決めるために使用するのがいいと思います。
扇風機は「広範囲に広がる風」
扇風機のファンは直接「体」などに当てて利用しますので、風を広範囲に拡散するように出来ています。水でいったらシャワーのようなイメージ。
風の特性も柔らかくなるので、心地の良い風を作れます。また、首振り利用したほうが、不快感もなく涼を得られるでしょう。
以上参考になれば幸いです。
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