サーキュレータを購入するきっかけ
家の仕様を考えてのサーキュレーター
私の家はダクト式第三種換気。(寒冷地を除く日本で最も一般的?)吸気口から自然に吸気して、ダクトファンで吐き出す仕組みです。
1階はリビング・ダイニング+キッチンの大空間ができる間取りなのでエアコン1台では空気循環がうまく行かない可能性がありました。
家を建てる設計時にサーキュレータを設置しようと考えていました。
エアコンまでは不要だけど効率よく空気を循環させる方法は?
省エネ住宅を目指す上でエアコンの設置台数を減らして、少ないエアコン台数で空気を循環させるには、サーキュレーターやシーリングファンや循環ファンが必要になります。
全館空調など家全体を温めたり、冷やしたり循環する仕組みのお家はサーキュレーターの必要ないと思います。
賃貸のお家でも冷房あまり効かない環境でサーキュレーターは効果的です。
建築時から置き場所を考えよう
サーキュレーターは床置きが一般的ですが、床の場所もとりますし、オールシーズン利用するのでスマートではない気がします。
「壁掛けのサーキュレーター」があることを知り、当初から設置を考えていました。
天井からのシーリングファンも効果的ですが、高所に設置する場合清掃面などを考えるとあまりおすすめ出来ません。(ワイヤーで下ろせるシーリングもあるようですが高額です。)
吹き抜けがあるスペースに設置
循環が悪く、熱や冷気が溜まりやすい場所に設置するのが有効です。1Fと2階の空気を循環したい場合なども効果的です。
- リビングの吹き抜け
- リビング・ダイニング+キッチンの空気を循環
- 階段吹き抜け
- ロフト収納 など
私は、階段の吹き抜けスペースに熱がたまると想定して、1階と2階の中間の位置に設置しようと考えました。※階段上にシーリングファンでも効果的でカッコいいですが、清掃面・交換時の費用などで私は断念。
壁掛けサーキュレータの設置と必要なもの
これからお家を建てる方
①電源コンセントが必要です。
コンセントが床付近にあり、下のコンセントから引っ張ると見栄えも悪くなります。これからお家を建てる方はコンセントを想定して用意しましょう。
※エアコンの用に専用コンセントの様な専用コンセントのイメージです。(低電力なので専用回路は不要)
②設置用下地を入れてもらいましょう。
エアコンの設置と同様に2kg〜5㎏とサーキュレーターも意外に重量があります。エアコン取付と同じ下地を入れてもらいましょう。
戸建て住宅の方(設置を考えていなかった場合)
900mmや450mmスパンで間柱が入っているのでそちらを利用して壁打ちすると安心して設置が可能です。
下地探し釘利用すると簡単に間柱が入っている位置が確認出来ます。
コンセントが近いところに設置するとスマートに設置出来ます。(電気やさんに言えば天井付近にコンセントをつけるのも簡単です。相談してみましましょう)
賃貸でも設置可能!
賃貸の方でディアウォール(2×4材 )などを利用して、壁掛けサーキュレータを設置出来ます。
配線も裏に隠せて効果的です。<ユーチューブで紹介されています。>
壁掛けサーキュレーターの比較
前置きが長くなりすみません。ここから製品比較をしていきます。
壁掛けサーキュレータと言っても様々あり、主な形状は2種類。
「首振りタイプ」と「エアコンタイプ」の形状があります。
中には、ダイキンの扇風機のような羽根なしなど特殊なものもあります。
サーキュレーターの形状
首振りタイプのサーキュレーター
軽量でスリムなので目立ちません。取付ほ4本のビスで止めるだけで簡単。
360°首振りが可能なので、場所を選ばず設置が可能です。壁掛けのものは多くありますが消費電力を考えてDCモーターの製品を選びましょう。
エアコン形状のサーキュレーター
エアコン同様インテリアに溶け込みます。「扇風機」がある存在感がありません。首振りこそできませんが、エアコン連動など機能が多く、ダイキンのものは、DCモーターを採用されており消費電力も抑えられます。
サーキュレータのモーターは2種類あり
ACモーターとDCモーターの2種類です。
ACモータは電力の変換等がなく部品点数が少なくコストが抑えられますが、運転する消費電力が大きくなります。
DCのモータは、交流から直流に変換が必要になり、部品点数も多く故障しやすいと言われていますが、その分ランニングコストが1/3程度に抑えられます。
<DCモータについてもっと知りたい場合は、下記を一読ください。>
サーキュレーターの消費電力
本体価格とランニングコストを考えるとDCモーターのサーキュレーターが一択になります。電気代高騰もありますので、ランニングコスト優先で考えたほうがいいでしょう。
詳しくは下記で消費電力な説明させてもらっています。
壁掛けサーキュレーターの比較
壁掛けサーキュレーターの主力製品4種を比較検討しました。
首振りタイプ DCモーター採用2機種
360°回転首振りタイプのDCモータは数が少なく、DCモーターを採用しているメーカー「YAMAZEN」と「おおたけ」の2社のみでした。
2社違いは、ファン部分の形状が若干異なり、連続動作時間や操作性が異なります。
エアコンタイプ 2機種
エアコンタイプもそれほど採用しているメーカーは少なく、主に「ダイキン」と「トヨトミ」の2社。価格に大きな差があり、搭載機能やモーターがダイキンが優れています。
壁掛けサーキュレーター比較表
設置場所を考えて首振りタイプを購入
YAMAZEN YWRX-BMD18(W)に決定
私が購入したのはヤマゼンのDCモーター首振りタイプ。消費電力が13Wで価格もエアコンタイプに比べてリーズナブル。
階段の吹き抜けに使用するので、上方への風送りが可能なことと、スマートスピーカー利用するのでヤマゼンYWRX-BMD18(W)が操作性がいいです。
残念!おおたけ製は操作性がNG
※おおたけ製は、スタート・ストップが風量と同ボタン操作。「OFF→1→2→3→4→5→6→(繰り返し)」を1ボタンで操作するので手間がかかり、スマートスピーカーで連動する際に命令が複雑になります。
余談:大型吹き抜けなどリビングの空気循環する場合は、価格は高くなりますが、ダイキンのエアコンを使用している場合は連動できるMPF08WS-Wがおすすめです。
YAMAZEN YWRX-BMD18レビュー
品質等は十分満足行く製品です。音については1〜3が常時つけてられるレベルです。(階段付近に設置しているが、距離があっても4〜6は音が大きく感じられます)
上下調整レバーによって、直上の空間も風を送る事が出来て便利です。赤外線のリモコンが受信が若干弱いので、スマートリモコンの設置場所を吟味必要です。(実用の範囲内)
詳しくは!下記リンクから!
使いがって考える!スマートスピーカーで更に便利に!
サーキュレータには赤外線リモコンがついているので、スマートリモコンとスマートスピーカーでスマートホーム化も出来ます。私も、Alexaを利用してONタイマーとOFFの連動を利用しています。
「Alexa(アプリ)→赤外線リモコン(スマートリモコン)→サーキュレータ」と命令を出します。私が設定しているのは下記の内容です。
- 声での操作「ON/OFF」
- 朝6:30になったら ON
- Alexaおやすみで照明と連動して「OFF」
おすすめのスマートリモコンとスピーカーは下記です!レビューもあり
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リモホとは?下記で紹介中です。
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