まずは【準備編】を確認してください
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こちらの記事をご覧いただく前に前回記事の<準備編>をまずご確認ください!
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筆記試験対策で用意するもの
前回、参考書はすいーと合格シリーズ筆記試験だけ購入すれば十分とお話しました。
私はこの一冊しか購入しておりません。あとは、無料で公開されている情報で十分になります。
第二種電気工事士の試験は落とす試験ではない
第二種電気工事士の試験の内容をまず確認します。
電気技術者試験センター(公式)さんがすごい丁寧なことに筆記試験のポイントという特設ページを設けてくれています。(下記参照)
上記のことから分かる通り、電気工事士の試験は引っ掛け問題や、読解力の問題などで、落とす試験ではありません。
「ちゃんと勉強してね」「勉強すれば受かるよ」というメッセージが含まれています。
試験の内容
「相手の実情を知れば、負けることはない」という言葉の通り、まず試験内容を知りましょう。
試験方法
4肢択(イロハニ)一方式のマークシート方式
試験時間と出題数
試験時間:120分
出題数:50問 (一般問題:30問/配線図問題:20問)
科目と範囲
1. 電気に関する基礎理論
2. 配電理論及び配線設計
3. 電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
4. 電気工事の施工方法
5. 配線図
⬇⬇⬇簡単にいうと
- 電気基礎(計算問題) 問1−8
- 配電・配線の設計と材料工具 (暗記問題)問9−27
- 電気工事司法・法令(暗記問題)問27−30
- 配線問題(配線図を見て回答)問30−50
合格点数
合格点数 60点以上
50問のうち30問以上正解で合格。
試験のポイント
試験時間
問題数50問に対してかなり長い時間2時間と設定されています。
実際の試験では1時間で退席可能でかなり方が早く帰られます。(ここが焦るポイントでもある)
落とす試験ではないので、正確に回答してもらいたいという意図があります。逆にしっかり考えて回答する時間があります。
合格点数
驚くべきは合格点数60点です 。運転免許の合格90点より低い点数で合格ができます。
過去問と同形式で出題される
過去の問題とほぼ同形式で出題され、数値など微細な違いがありますが全く同じ内容で出題されることもあります。
近年、出題問題が少し難しくなってきており、1問で2問分の回答を要求されるようになってきています。
例 問題1+問題2の両方正しいものを選べ ➡ イ.a、b ロ.b、c ハ. c、b 二.a、d
勉強やり方
内容に関しては細かくは触れません。考え方や学習方法をご紹介します。
筆記試験は落とす試験ではなく、「過去問類似問題」「6割合格」「時間もたっぷり120分」ということから学習すれば、運転免許と同じで受かる試験です。勉強だといって苦手意識を無くしましょう。
ここでは私の学習スケジュールと方法をご紹介します。6ヶ月ゆっくり学習する感じになりますのですぐに受験する方には向きません。
スケジュール決める
第二種電気工事士の試験は年2回あります。筆記は夏7月・冬10月です。
①忘れては行けないのが申込!1週間程度しかないので必ずスケジュールに入れましょう。忘れます。
②受ける日程が決まったら、学習スタート。参考書を買って、ゆっくり始めましょう。5ヶ月かけてゆっくり覚えます。
③1ヶ月半〜1ヶ月前からは過去問漬け。いわば実践練習。実践練習をしないと自分が何点取れているのかわかりません。実践で緊張しないためも必ずやりましょう。
同時に、参考書→暗記ノート(あんちょこ)へ移行しましょう。暗記ノートに書き込みして復習にもなります。
④数日前になったら、ある過去問で点数が取れるようになったら、きっちり休む。
⑤試験日、早めに行動!電車が止まる、コロナの影響もあり入場に時間がかかる場合もあります。会場近くの喫茶店やマックで待機しましょう。
学習時間の作り方
私は社会人でしごともあり、家では子供もいて、土日でも時間がかけられません。
学習は朝、やります。1時間早く起きて勉強する。静か出し効果が出ます。起きられないよ!というかたは子供と一緒に寝てしまいましょう。体が勝手に寝る時間だと判断してくれます(^o^)
試験直前は、家族に話をして、子供がYouTubeやゲームをやってる時間に勉強します。集中は出来ませんが、朝だけだと試験が近づき気持ちが焦るので「やってる」と、信じ込ませれば落ち着きます。
勉強方法(YouTubeの活用)
昨今、YouTubeで情報が0円で取れる時代になりました。電気工事士用の工具を販売しているホーザンさんや電気工事士さん、専門の学校さんが色々な勉強の動画を上げてくれています。
YouTubeを見ればほとんどの知識を得ることが出来ます。
合わせて前回紹介した参考書のすいーとシリーズで勉強すれば、95点は取れるようになります。(実際に勉強苦手な私がとれてたw)
フリクッションボールペンを買おう
まじで必需品!筆記試験の勉強ではこれしか使用してません。
複線図を書く際に必需品です。電気配線は色分けしないとわからなくなります。
黒・青・赤(緑)のフリクッションボールペンを買いましょう。メモ・補足など参考書に書き込む際に赤・青で書いていくと視覚的にも強く覚えやすいです。3色ボールペンにしましょう。
メーカーは、パイロットを選びましょう。三菱鉛筆をつかってましたがインクが切れたときに売ってません。途中でパイロットに買い替えました。Amazonが安いです。
おすすめYouTube
これを見れば間違いない
エネルギー管理センター やさしく学ぶ電気工事士シリーズ
エネルギー管理センターさんの動画を見れば多分筆記はすべて網羅出来ます。わからない部分など参考書で補足したりするといいと思います。西山先生には大変お世話になりました。
過去問の解説
エネルギー管理センター こうすれば解けたシリーズ
電工試験の虎_ホーザン 筆記試験対策
ホーザンさんのYouTubeで、試験問題の解説もしてくれています。
実際の電気工事の内容
初心者のタメの電気工事 (ヤザキ電気さん)
参考書をみても図解で解説されている部分が実際の電気工事ではどうなっているんだと疑問になる部分があると思います。そういったときは実際の電気工事士さんのチャンネルを見ましょう。
過去問の入手
過去問の参考書を買おうとされている方がいますが、電気工事試験センターさんより過去10年ぐらいの過去問と回答が公開されています。
こちらをA4で2ページ印刷することが一番安上がりです。わからなかった回答も、ネットで何年の何問目かで検索すれば解説が出てきます。参考書を買う必要がありません。近い年数のものはYouTubeでも解説動画がありますのでそちらを見ればOKです。
過去問で何点取ればいい?
目安80点〜90点取れるようになると安心です。過去問では慣れがあり、不特定要素がある実際本番では環境の違いで緊張、ケアレスミス、問題形式が変わることでの70点まで下がります。
最悪、70点以上は取れるようにしておきましょう。
筆記試験のテクニック
筆記のポイント試験会場の様子など試験に望む姿勢などテクニックがあります。
問題の回答順番
試験時間に余裕はありますが、解く順番を間違えると足らなくなります。
最初は緊張しているので、8問目からの暗記問題数を解いていきましょう。ある程度ほぐれて来たら次に配線図をやり、最後に時間のかかる計算問題をやりましょう。
わからない問題は飛ばす!
ど忘れなど必ずあるのでわからないものは、問題にチェックをつけて後回ししましょう。
マークシートは一番最後に書き込む!
学習段階ではマークシートを使わないので、問題用紙に書き込みます。同じ流れで回答していきましょう。いつも違うやり方をやるとマークシート記載間違えなど発生します。時間はたっぷりあります。
時間配分
暗記問題30分、配線図問題30分、計算問題30分、マークシート記入・見直し30分で時間配分しましょう。
過去問練習するときは、一時間半で時間を設定しましょう。
過去問
過去問から類似問題が出題されます。必ず過去問はやりましょう。解き方がわかればすべて解けてしまう。
計算問題捨ててもOK!?
最悪計算問題問題にを捨ててもOK!16点は失うことになりますが、60点合格なので合格出来る範囲です。
計算問題を捨てる前に
私も計算問題が苦手で諦め気味でした。ですが、計算問題でも簡単なものと難しいものがあります。
公式を見てもチンプンカンプンでしたが、エネルギー管理センターのYouTubeで計算問題のテクニックを見て、試験だけで使えるテクニックがあることがわかりました。
すいーとシリーズは真面目に公式が書いてあって、テクニックは書いていないです。YouTubeを主に勉強すると合格に近づきます。
「電卓が使えないので、割り切れない数は出ない」「力率は一つの簡単な公式で計算できる」など、ぜひチャレンジしてみてください。
おかげで捨てなかったおかげで問題がピッタリハマり、96点(自己採点)取れました。
※エネルギー管理センターさんのやさしく学ぶシリーズがかなりわかりやすいです。
4択問題に(イロハニ)で多い回答
統計上記4択の内、ロとハが正解率が高い!
毎年の集計行ってる人がおり、ロとハが正解率が高いことがわかっています。
わからない部分は闇雲にマークするのではなく、ロかハに統一してマークしましょう。1、2問は正解する可能性が高まります。
エネルギー管理センターさんでもお話されてました。
当日、問題用紙を切る
試験当日は独特の緊張感につつまれます。試験開始直後、紙を破る音が聞こえます。
A3の試験問題をA4サイズに破る音です。自分は試験後気がついたのですが、A3サイズのまま回答していくと配線図問題などページを前後しなくてはならないシーンがあります。かなりストレスになります。
練習中はA4サイズで勉強していたので気にならないですが、机が狭いなかA3をページめくりを行うとスペース的にも不利です。
実技まで時間がないので自己採点する
余談ですが、筆記の後に実技試験があります。実技まで2ヶ月、合格発表が1ヶ月後なので実技の練習が間に合いません。回答はすぐに試験センターさんより出るので、自己採点できるように回答を書いた問題用紙は必ず持ち帰りましょう。
以上を守って勉強すれば、筆記は一発で通ります!頑張りましょう!
次回、実技の実技試験問題工具編です!
最安で、効率のいい工具を買いましょう!
準備編・筆記試験編、技能試験編、技能試験会場編、工具編もあり
⬇⬇電気工事士試験の学習のポイント等紹介しているので、ぜひご覧ください。
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