今回は乾太くんの新築取付方法を紹介します。
今回は、乾太くんを半DIYで取り付け方を紹介します。乾太くんの実際の設置は自分で設置しました。
うちは、注文住宅で最初から乾太くんを付けようと考えていました。ガスの引き回し、家の加工は工務店にまかせてやってもらいました。
「ガス乾燥機は戸建て住宅なら簡単に取付られる」と知ったので戸建てのメリットとしてガス乾燥機をつけようと思いました。
皆さんの参考になれば幸いです。
工務店に頼むとかなり高額!
乾太くんは排湿管セットが必要です。洗濯物の水分「湿気」と、ガス燃焼させるので必ず「排気」が必要です。
工務店単体では付けられず、ガス屋さんに頼むことになるとのこと。(給湯器は水道屋さんで付けられる)
そうすると、東京ガスで設置で費用が高いようです。確か機器含めて25万程度かかるとのこと。
★乾太くん (RDT-52SA デラックス)11万 +部材1.5万+台2万 = 合計14.5万
設置費10万円は高すぎるよ。
自分でつけようと決意!ただ、半分は工務店に頼む必要があります。
設置に必要なもの(工務店依頼)
壁埋込型ガスコンセント
ランドリールームにガスを引く必要があります。工務店に頼めば設置してくれます。
少し料金はかかりますが、オール電化じゃなければ問題なく付けてくれます。
排湿管
こちらが一番のネックで、壁を貫通させて排気の管を出す必要があります。壁の穴あけ、排気口部材の設置が必要です。
高気密住宅だったので、施主支給で排湿管だけ取り付けを工務店に頼みました。(確か1万円ぐらい追加)
乾太くんとの接続は、フレキシブル管なので切ったりも簡単。自分で取り付けられます。
穴の位置が重要
部屋の高さ、下に置く洗濯機のタイプ、台の高さ、接続の位置を想定しておかなければなりません。
半分自分で設置するので細かい位置を工務店に指示しなければいけません。
ガス管もゴムホース、排湿管もフレキシブルなので、そこまでシビアでは無いです。
故障時の洗濯機の買い替えや、乾太くんの入れ替えを考えると、ある程度自由度を生かした設置のほうが良いでしょう。
柔軟性を持たせた穴の位置は?
乾太くんの排気は左側なので、直上に穴を設けるとかなり設置しにくいです。曲がりの角度が合わなかったり、微妙に位置が合わず斜めになったり、排湿管が変な形になってしまいます。
オススメは右側穴を開けて、接続すると余裕を持ってキレイに接続できます。
購入するもの(自分で設置)
排湿管セット ダンパー付φ100
施主支給して工務店に付けてもらいましょう。
口径はφ100
絞ると排気効率が落ちるのでφ80は避けましょう。スペースの関係上仕方ない場合も除く。
ダンパー(逆止弁)付き
使用してない時は、高気密住宅だと冷気が排湿管から逆流してきます。特に高気密を謳っていなくても付けておいたほうが換気計画に影響しません。
乾太くん専用台
専用台は高さ、幅、設置位置、洗濯パンに合わせて位置を微調整できます。
見た目は、少し不格好になりますが、ホワイトで横からは支えも見えにくいので、そこまで気にならないと思います。
設置台(造作はオススメしない)
造作で作ってしまうと、カッコいいです!
ですが・・・。
家電なので入れ変えを想定すると、縦型とドラム型の両方対応しておく必要があります!
設置時微調整が効かなくなり、乾太くんもモデルはチェンジもあると思うので調整できるようにしたほうがいいです。
運転時揺れるので、造作だと家に振動が伝わってしまいます。台場合は、少し揺れ緩衝材の役割りも果たしてくれます。
3kg・5kg・デラックス用 DS-54HSF
8kg用 DS-80HSF
ガスコード(ガスホース)
乾太くんと壁ガスコンセントを接続するホースが必要です。
ダンロップとRinnaiがありますが、色はリンナイの方が白く目立たない。
リンナイ ガスコード 0.5m
※ガスファンヒーターと一緒で免許などなくても取付可能。
今回設置したモデル RDT-52SA
デラックスモデル
デラックスモデルは扉にフィルターがあるため掃除が簡単!スタンダードは庫内の奥にあります。
乾燥器は毎回ホコリを除去が必要になります!毎回やる作業は簡単に越したことはありません。
また、洗濯機の上に設置する場合、高所になるので身長の低い方は大変です。
購入時注意
DIYで取り付ける時は、購入も自分でになります。間違えないに本体購入しましょう。
間違えると返品できないこともあります。
扉の開閉方向(デラックス)
デラックスは扉の開閉が左右2種あります。
RDT-52SA | RDT-52SA-R |
左開き | 右開き |
ガス種
2種類あるので注文時には注意!
- 都市ガス(13A・12A)
- プロパンガス(LPG)
乾太くんの設置
①専用台に組み立て
下に置く洗濯機のサイズとタイプを想定して適正な高さで組み立てます。
幅は洗濯パン合わせでOKです。
②乾太くん台を乗せる
台ができたら、乾太くんを載せます。一番ここが大変!
重いので注意!男性2人以上必要です!
デラックス41Kg、スタンダード8kg用が33kgかなり重い上、腰上まで上げないといけません。2人+補助が理想です。
乗せられたら、必ずボルト仮止めして落下防止しましょう。
③位置の調整
壁からの排湿管と接続があるため最終的な位置を決めます。
フレキシブル管なのである程度は融通がききます。
④排湿管切断調整
位置が決まったら、逆止弁(ダンパー)をビスで本体上に取り付けます。
アルミのフレキ部分を切り排湿管の長さ調整をします。入口側の接続部が外れるので回しながら外します。
長さが決まったらカッターなどでカットして、接続部に置くまで回しながら差し込めばOK。
※曲がりなどもあるので長さがなかなか決まらなく何度も試しては切ってを繰り返しました。
⑤逆止弁と排湿管の接続
ワンタッチで取り付けられます。
※一度付けるとガッチリつくので外すのが大変です。
※私は接続部隙間ができると嫌だったのでアルミテープで巻いて置きました。
⑥ガスコード接続と電源・アースつける
最後にガスコードを接続。コンセントタイプなのでワンタッチ。
ガス漏れてないか匂いで確認しましょう。
電源を入れて試運転!お疲れ様でした!
設置時の注意
洗濯パンとの関係
ドラム式は奥行が長いので、専用台のバーが後ろに来るので干渉する可能性があります。
うちは造作で張り出し部(給水・ガス管隠蔽のため)少し壁が出っ張っています。その上に見た目を良くするために木の板を設置しています。その数センチが洗濯機設置のときに干渉してしまいました。
補強部分にスペーサー代わりにナットを追加して、ロングボルト止めて、なんとか対応しました。
断熱処理(任意)
排湿管の中は外扱い
逆止弁まで外の空気が入ってきます。乾太くんの排湿口まで外気が入るということ。
金属性の排湿管は熱を通しやすいので、結露や熱橋に断熱されません。
そこで断熱テープで巻いてあげます。
排湿管の最高の温度は?
重要ポイント断熱材を巻くにあたって溶けて火災になったら元も子もないです。
なのでRinnaiさんにメールで最高の温度を確認したところちゃんと答えてくれました。
「機器出口からの排湿温度は最高65℃以下になるように制御されておりますので、排湿管自体はそれよりも低い温度になると存じます。」
70度には達しないので、耐熱70度下記製品を使用しました。
因幡電工 断熱粘着テープ
30倍発泡ポリエチレンフォーム(JIS A9511 A-PE-C-1 に準拠/保温材耐熱温度70℃)テープ厚さ(mm) 3保温厚 3mm
断熱テープ巻き方
うまくぐるぐる巻ければよかったのですか、曲がりなどもあり、短冊状にカットして重ねて貼っていきました。
さらに端の部分には止め代わりに追加で一枚貼り付けてます。
その上から、エアコンの配管部分に使う保護テープで巻いてきれいにしました。
エアコン用配管テープ
テープには粘着タイプと非粘着タイプがあるようです。
私は、非粘着配管テープを使用し、端をビニールテープで貼って止めました。
白い壁なので排湿管も目立たなくなりいい感じに仕上がります。
1年で以上この状態で使ってますが問題ないです。
皆さんの参考になれば幸いです。
乾太くんの選び方紹介
乾太くんとは!?色々グレードモデルがあるのでこちらで紹介しています。
乾太くんと合わせて買いたい洗濯機選び
乾太くんにピッタリの洗濯機選びをご紹介中です!下記記事も要チェックです。
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